三重県亀山町西丸町にある亀山城址の本丸跡に鎮座している亀山神社の紹介です。丹波亀山城から移ってきた石川氏の祖神を祀る神社だったが明治時代になり周辺の神社を合祀しこの地区の産土神となっています。
神社情報
- 神社名:亀山神社
- 鎮座地:三重県亀山市西丸町五七〇番地
アクセス:JR東海/西日本 関西本線「亀山駅」徒歩14分 │ 駐車場:◯
< 紹介した三重県に鎮座する神社一覧 >
御祭神
- 源義家
- 源義時
- 石川義純
- 石川家成
配祀神
- 大山津見神
- 保食神
- 宇迦之御魂神
- 猿田比古神
- 天照皇大神
- 大名牟遅神
- 品陀和氣命
- 伊邪那美大神
- 市杵島姫命
- 火之迦具土神
- 建速須佐之男命
- 速玉之男神
- 句々廼遅命
- 菅原道真
- 速山津見命
- 大鷦鷯命
- 安閑天皇
- 瀬織津比女命
- 天児屋根命
- 黄泉津事解之男命
- 大山咋神
- 柴垣神
- 天神地祇八百万神
社格等
- 延喜式神名帳:伊勢国鈴鹿郡 真木尾神社
- 延喜式神名帳:伊勢国鈴鹿郡 志婆加支神社
- 国史見在社 :ー
- 近代社格制度:郷社
境内社
- 天満宮
- 稲荷社
- URL:https://jinja-net.jp/jinjacho-mie/jsearch3mie.php?jinjya=63870
- 御朱印:◯
- 参拝日:2026-01-12
由緒・社歴
延享元年(1744年)、備中松山藩より「石川総慶」が転封されてきた際、城内に祠を創建したのが始まりとされ、以降亀山城内にて「真澂神社」として奉斎されてきたという。御祭神は、石川氏の祖である「源義家」とその六男「義時」以来石川成徳に到る朝臣三十八神霊を祀るとする。
明治維新を迎え、亀山城は廃城となり真澂神社は城北の若山に遷座するが、明治九年に本丸跡に遷座し、村社に列格した。明治十四年には郷社に列格。
明治四十年から四十一年にかけて近隣の郷社一社、村社七社、無格社二十四社を合祀し、境内を現在の場所に遷座、社名を亀山神社に改称。
| 社名 | 社格 | 御祭神 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北山神社 | 無格社 | 不詳 | |
| 稲荷神社 | 村社 | 宇賀之御魂神 | 境内社:飯成社、山神社 |
| 三池神社 | 村社 | 大名牟遅神 | |
| 八幡神社 | 無格社 | 大鷦鷯命? | |
| 神明社 | 無格社 | 天照大御神? | |
| 山神社 | 無格社 | 大山祇神? | |
| 白山神社 | 村社 | 菊理姫命 | |
| 三祇神社 | 無格社 | 不詳 | |
| 稲荷社 | 無格社 | 不詳 | |
| 亀山皇太神社 | 郷社 | 伊邪那美命 | 境内社:稲荷社、幸神社、天神地祇社 |
| 真木尾神社 | 村社 | 句々廼遅命 | 延喜式内社 眞木尾神社 論社 |
| 春日八幡神社 | 村社 | 天児屋根命、応神天皇 | 境内社:若宮神社 |
| 横倉神社 | 村社 | 猿田彦命 | 境内社:八幡神社 |
| 天満神社 | 村社 | 菅原道真 | 境内社:神明社、熊野社、八幡社、大名牟遅社、若宮八幡社 延喜式内社 眞木尾神社 論社 |
| 志婆加支神社 | 無格社 | 武甕槌命 | 延喜式内社:志婆加支神社 論社 |
- 創建:延享元年(1744年)
- 明治九年(1876年):現在の境内地に遷座
- 明治十四年(1881年):郷社に列格
- 明治四十一年(1908年):近隣の神社を合祀
祭式
- 例大祭:十月十五日
- 祈年祭:未確認
- 新嘗祭:未確認
参拝記
今回紹介する亀山神社は亀山城址の本丸跡に鎮座し、まさに亀山市を代表する神社の一つとなっています。亀山城址を代表する「多聞櫓」が建つ天守台のすぐ隣に境内地を構えている・・・亀山神社と亀山城の関係は非常に深いことが由緒と現在の姿からも感じることができます。

現在の亀山城を象徴する”多聞櫓”が建つ天守台がある本丸跡の一角に亀山神社は鎮座しています。上記境内入口前には参拝者用の駐車場が用意されているので車での参拝も容易かと思います。



境内には三対の狛犬が鎮座しています。自分の故郷の岡崎市でもたまに見かけたんですが御影石とは異なって表面がはがれる感じの風化が進んでしまっているのが残念なんですが、3番目の狛犬は岡崎型でも浪花型でもない京都系らしいのですが、自分にはその違いがよくわかりません・・・。

明神鳥居の二の鳥居になります。この鳥居から社殿に向けて石畳の参道が設けれる様になります。

切妻銅板葺き木造四本柱タイプの手水舎になります。水盤の横に井戸が設けられています。この井戸は未だ現役なのだろうか・・。

入母屋造瓦葺平入の入母屋破風の向拝が設けらえた拝殿を有する社殿になります。

境内社の天満宮になります。明治四十一年に合祀された天満神社と関係はあるのでしょうか・・・。

連続鳥居が目を惹く境内社の稲荷社になります。

亀山城の石垣の解体工事の際に石垣の中から発見された南北朝時代の宝篋印塔の台座になるそうです。石垣が多用されるようになってから石の切り出しだけでは足りない場合は近隣から地蔵様や墓石まで流用されているようなので、全国になる城址の石垣をすべて崩したらとんでもない貴重な石造物が出てくる!?のかもしれませんね。

明治天皇の行在所以降となる建物が移築され保存されています。明治天皇は日本全国を回っていた様でこうして立ち寄った場所には石碑が建てられている事が多いですね。こうした明治天皇の足跡となる石碑を巡って紹介してくれているサイトもあったりして”巡る”という趣味は色々奥深いなと実感させられます。
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