三重県亀山市江ヶ室に鎮座する亀山八幡神社になります。御祭神は品陀和気命(応神天皇)。この地を領した関実忠が宇佐八幡大神を勧請創建したと伝えれ、亀山城下の鎮守の神として祀られてきた神社になります。
神社情報
- 神社名:亀山八幡神社
- 鎮座地:亀山市江ヶ室二丁目六番地十九号
アクセス:亀山市コミュニティーバス「東丸バス停」徒歩5分 │ 駐車場:◯
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御祭神
配祀神
- 帯中津比古命
- 息長帯比売命
- 大山津見命
- 建速須佐之男命
- 保食神
- 宇迦能御魂神
- 大穴牟遅命
- 火之迦具土神
- 八王子神
- 武内宿禰命
- 菅原道真
ポイント
品陀和気命、帯中津比古命、息長帯比売命の三柱は八幡社の御祭神として祀られる神々になります。八幡大神と同一視されていた「応神天皇」の諱である”品陀和気命”が主祭神。そして、応神天皇の父である十四代天皇「仲哀天皇」の諱である”帯中津比古命”、応神天皇の母親であり日本の女帝とも言える存在である「神功皇后」の諱である”息長帯比売命”が配祀神として祀られています。
八幡社の御祭神は応神天皇、神功皇后、比売神(宗像三女神)の三柱の八幡三神としている所が多いのですが、神功皇后、比売神に代わって仲哀天皇、武内宿禰、玉依姫命などの神々を祀っている所もあり、御祭神の組み合わせが多岐に渡っているのも特徴かと思います。
社格等
- 延喜式神名帳:ー
- 国史見在社 :ー
- 近代社格制度:神饌幣帛料共進指定村社
境内社
由緒・社歴
創建は文永二年(1265年)、「関左近将監実忠」が豊前国に鎮座する宇佐八幡大神を勧請し、羽若の地に祀ったのが創建と伝わっている。関氏は亀山城を築き、城下の守護神として歴代の城主の崇敬を集め、明治維新まで亀山藩より庇護を受けた。
元和四年(1618年)に現在の境内地に遷座した。
明治六年(1873年)村社に列格した。明治四十年(1907年)より明治政府による神社合祀令に沿って近隣の神社十七社を合祀。大正元年(1912年)、神饌幣帛料共進指定社となる。
- 創建:文永二年(1265年)
- 元和四年(1618年):現在の境内地に遷座
- 明治六年(1873年):村社に列格
- 明治四十年(1907年)十月:山神社六社、須佐之男社二社、稲荷社二社を合祀
- 明治四十年(1907年)十一月:稲荷社二社、津島社、愛宕社、山神社を合祀
- 明治四十四年(1911年)七月:御祖者、大臣社を合祀
- 大正元年(1912年):神饌幣帛料共進指定社となる。
祭式
- 例大祭:十月十五日
- 祈年祭:未確認
- 新嘗祭:未確認
参拝記
亀山城址から旧東海道の北側を並行して走っている市道沿いに亀山八幡神社の境内入口があります。亀山八幡神社から北側に向かうと急激な下り坂となっていて、亀山市街は丘陵上に作られた街であることを実感することができます。南側に鈴鹿川が流れ、亀山城周辺は丘陵となっているまさに城郭を築くのに適した場所だったみたいですね。
市道沿いに据えられた亀山八幡神社の社号標になります。市道に対して垂直?ではなく並行方向に据えられているのはなぜ?
参道入り口から境内方面を望みます。参道は一般共用されていてアスファルト舗装され、その先に鳥居が見えています。鳥居と匹敵する常夜灯もなかなかの大きさです。
扁額としめ縄が掲げられた明神鳥居です。道路幅いっぱいに鳥居が立っていますが、一般道として使われている事もあって鳥居の下を車も通っている様です。・・・が、一歩間違えたら鳥居に激突→鳥居破壊となってしまいそうで怖いですな。
亀山周辺には「平資盛」とこの地に大きな勢力を築き、宇佐八幡大神を勧請し亀山八幡神社の創建に関わっている「関実忠」に纏わる伝承が残っています。
平資盛と関実忠との関係
平安末期の平家一門の武将で平清盛の孫。(応保元年(1161年)ー寿永四年(1185年))
嘉応二年(1170年)に殿下乗合事件を起こし伊賀国久我に流された際、この地で「平盛国」を設けたと伝えられている。平盛国も平家一門として壇ノ浦の戦いまで源氏と戦いますが捉えられ捕虜として鎌倉に贈られています。源氏棟梁である頼朝は盛国の帰順を促したがこれに従う事なく最後は餓死によって自害した。この生き様を頼朝は絶賛したとも伝えられ、盛国の子「関実忠」は帰順の意を示した事から、取り立てられた。その後、鎌倉幕府を仕切った北条泰時の側近となり、三日平氏の乱において功績があり、伊勢国鈴鹿郡関谷の地頭織が与えられた。
関実忠は吾妻鏡でも登場する武将であり、地頭織を務めつつ鎌倉で北条氏の側近として活動していたと考えられ、宝治年中に久我に移り住み、その後文永元年(1264年)に亀山に移ったという。
- 亀山市: 20社鎮座 紹介8社目 8/20
- 三重県:815社鎮座 紹介16社目 16/815
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アスファルト舗装の山道を進むと、狛犬一対と二の鳥居、上記写真には移っていませんが神社由緒板が据えられた境内入口に辿り着きます。ここからは砂利敷となっています。
大正期頃の生まれと思われる狛犬一対になります。
狛犬の特徴
全国に一万社以上が鎮座する神社のその大半に据えられている「狛犬」。狛犬は邪気を祓い、神前を守護していると考えられています。その為、拝殿の前、参道、境内入口など要所に左右一対で据えられています。
神道には「神様から見て左側(神前向かって右側)が上位」という思想があり、祭式作法、神社様式など神社に関わるほぼ全てがこの思想の影響を受けています。
狛犬もこの思想を色濃く反映されていて、向かって右側に口を開いた阿像、向かって左側に口を閉じた吽像が据えられています。口を開いたり口を閉じたりしているのは、阿吽は、インゴのサンスクリット語の最初の音「ア」と最後の音「ウン」を発音した時の口の形を表しているとも言われ、「宇宙の最初と最後」を意味しているとも。この事から、「ア」を表現している阿像が上位としている訳です。
木造神明鳥居の三の鳥居になります。
銅板葺木造四本柱タイプの手水社に水盤が二基並んで据えられています。
入母屋造瓦葺平入の高覧がある濡れ縁と入母屋破風の向拝が設けられた拝殿を有する社殿になります。
実はこの日撮影に使っているカメラはアクションカメラで知られているGoProだったりします。普段使っているカメラが不調になった(ペンタックスのカメラを使っているのですが、ペンタックスのカメラの持病とも言われている”黒死病”を発症して露出機能がおかしくなってしまい使い物にならなくなってしまいました・・・。)そこでものは試しということで、引っ越す前の愛知県に住んでいた時の氏子である神社で行われている”手筒花火”の奉納風景を撮影する時くらいしか使っていなかったGoProを引っ張り出して、これの写真撮影機能で撮影してみました。望遠機能はほぼ”無い”のは仕様上仕方ないのですが、広角に撮影できるところが想像以上”使える”のが分かって、もしかしてブログに使うくらいの写真撮影ならこれで十分なのでは?思っています。
ただ、アクションカメラであるGoProをスチールカメラとして使おうと思うとその形状から撮影しにくいので、こんなものを導入してみました。
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ぶっちゃけあまり期待せずに導入してみたんですが、これ・・・いいですよ。ほぼ動画撮影専用のGoProで静止画撮影が気軽にできて、それでいて非常にコンパクトなので、バイクで神社巡りしている自分にとっては最適解のカメラの一つになっていきそうです。
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